ピロリ菌

ヘリコバクターピロリ菌

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌/H.pylori)は、強酸の胃液にさらされる胃粘液という過酷な環境で生息できる細菌です。胃液は口から入ってきた細菌の殺菌という役割も担っています。ピロリ菌は強アルカリのアンモニアなどを作り出して周囲を中和させることで胃粘膜への生息を可能にしています。そしてこのアンモニアなどが胃粘膜を傷付けることで、炎症や潰瘍を起こします。
感染経路は井戸水などがあり、ヒトからヒトへの感染もあると考えられています。成人してからの感染はなく、免疫力や胃酸が弱い幼少期に感染するとされています。

ヘリコバクターピロリ菌と胃がんの関係

ピロリ菌感染があると、胃粘膜が炎症を繰り返します。慢性的な炎症が続くと胃粘膜が萎縮する萎縮性胃炎の発症につながります。萎縮性胃炎が進行すると腸上皮化生という胃粘膜が腸粘膜になってしまう状態になり、胃がんリスクが大幅に上がってしまいます。ピロリ菌はヒトからヒトへの感染がありますから、ご両親など家族に胃がんになった方やピロリ菌感染がある場合、ご自分も感染している可能性が高いと言えます。感染の有無は検査で確かめられますし、感染している場合には除菌治療に成功することでピロリ菌の除去が可能です。

ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療

採血、呼気、胃カメラでの組織採取、便でピロリ菌感染を調べることができます。

ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌の除菌治療は、内服治療を行います。朝夕の2回の服用を1週間行います。除菌が成功したかの判定は2ヶ月後に行います。1回目の治療で約70〜80%の除菌が成功します。1回目の治療で成功しなかった場合、薬の種類を変えて2回目の除菌治療を行います。2回目の再除菌治療での成功率は95%以上です。それでも上手くいかない場合は、3回目、4回目と除菌治療を行っていきます。

胃カメラ検査で慢性胃炎と診断を受けた方は検査、治療ともに保険適応です。
過去6ヶ月以内に他の医療機関で胃カメラ検査を行っていて慢性胃炎の診断を受けている方は、ピロリ菌検査と除菌治療が保険適応となります。
過去1年以内に胃カメラ検査を行っている方は、ピロリ菌検査と除菌治療が保険適応となります。
過去1年以内に胃カメラ検査を行っていない方は、ピロリ菌検査と除菌治療は自費となり、以下の料金がかかります。

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